こんにちは!アメリカ駐在に帯同中のからしです!
実際にアメリカに引っ越しして、必要だったもの、不要だったものを仕訳してみました。
2021年~2022年にかけアメリカへ駐在のため引っ越しをした我が家。
最初に駐在員である夫が出発、3か月後に妻と子どもが渡米するという形だったので、それぞれの移動タイミングに合わせ、航空便を2回、船便を2回利用しました。
では段ボール57個分も送って一体どれくらい現地で必要だったと感じたのか?
体感ですが、本当に送ってよかった!と振り返って思うものは3割くらい…
荷物を送るのって、送料こそおそらく会社が負担してくれますが、荷物のリストを作ったり、アメリカで荷物を開けてそれぞれの場所にしまったり、とにかく手間がかかります。
自身を振りかえってみて、当時は色々不安で詰め込みましたがこの機会にもっと断捨離して渡米すればよかったなと思うので、アメリカへの持ち物リストを、あえて辛めに必要かどうか評価していきます!
海外赴任で日本からの持ち物リスト80選の優先順位表
持ち物リストは〇△×の三段階の基準で評価しました。
- 〇:持ってきていたら 絶対便利!マストバイ!
- △:便利(必要)だとは思うがアメリカでもわりと簡単に手に入る
- ✖ :なくてもよかった(困らなかった)もしくはむしろアメリカで買うべき
いざ持ってきたけどいらなかったかもというものも多いので、あえて辛口で評価しています。
日本から持ってきた家電の感想まとめ
日本からも持ってきたキッチン家電は次の通りです。
| 優先順位 | 感想 |
ホットクック | 〇 | 台所に立つ時間を 最小限にしたい方 には特にオススメ |
炊飯器 | △ | 船便だと到着に 数か月かかることを 考慮して |
ホットプレート | △ | たこ焼きプレートは便利 |
コードレス掃除機 | 〇 | 取り回しのいい掃除機は アメリカには少ない |
ドライヤー | ✖ | 電圧が全世界対応の ものでなければ 危険! |
ヘアアイロン、コテ | ✖ | 電圧が全世界対応の ものでなければ 危険! |
テレビ | ✖ | アメリカの方が安い |
ゲーム機 | 〇 | 寒い地域は冬に大活躍 |
その他電子機器 | 〇 | 日本語対応が必要なものは 持ってくるべし |
ドライヤーについて
電圧の問題から全世界対応でないドライヤーだとショートしたり出火したりするので絶対使わない方がいいです。
ドライヤーは到着してすぐに必要な家電だと思うので、すぐにアメリカで買っちゃいましょう。
ちなみに、我が家が使っているアメリカで購入したドライヤーはこちら。
洗練された見た目で、浴室においても生活感が出ないところが気に入っています。パワーも十分!
(2024年8月追記)
最近新たに購入したこちらのドライヤーの方が使い勝手めちゃいいです!!
軽くてパワーあってサイコー。
テレビについて
アメリカの方が格安で大きな液晶テレビが購入できるので、本帰国前にテレビを新調して日本へ持って帰る駐在員家庭も多く、ガレージセールなどで中古の日本のテレビの出品を割と見かけます。
単なるモニターとしての使用であれば、アメリカで購入した方が、日本製のテレビであっても安価なので日本からわざわざ持ってくる必要はない思います。
ちなみに、日本でも人気のSONYの4K液晶テレビ、日本だと24万円前後ですが、
アメリカだと$1,298!レートによりますが、1ドル150円換算でも20万円切ります。
特に大活躍している日本の電子機器
日本から持ってきて、毎日使っている電子機器は次の通りです。
我が家は1歳、3歳それぞれタブレット所有。タブレットがないと生活できないレベルでお世話になっています…渡米後ワンオペが想定されるご家庭は是非。HD8がサイズ感も価格と性能の兼ね合いもちょうどいいと思います。
骨伝導型のイヤホンも毎日ヘビーユースしています。
何が良いって、耳をふさがないイヤホンなので「周りの音が聞こえる」「閉塞感がない」こと!
育児中、公園遊びやおままごとに付き合いつつラジオを聞いたり、オンライン会議で会議内容を聞きつつオフィスでの急な声がけにも対応できたりと使用用途がたくさんあるので我が家では取り合いになることも…笑
アメリカのメーカーなので当然アメリカでも売っていますが、円安の影響か日本で買った方が安いという…
アメリカの家に備え付けの家電
アメリカの賃貸物件は、アパートでも一軒家でも家電が備え付けの場合がほとんどです。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 食洗器
- オーブン
- 洗濯機・乾燥機
以上の家電は大体デフォルトでついてくることが多いです。
さらに詳しいレビューはこちらをチェック↓
アメリカで購入した家電
アメリカで生活していく中で、以下の家電を新たに購入しました!
- 掃除機
- エアフライヤー
- 電子ケトル
- ドライヤー
- 加湿器
追って詳しくまとめます。
日本から家電を持ってくる際の3つの注意事項
日本から使い慣れた家電を持ってくる前に、以下のことに注意しましょう。
- 船便は数か月かかること
- リチウムイオン電池が入っていると送れないことも
- アメリカとの電圧の違い。対応電圧をチェック
それぞれ詳しく説明していきます。
①船便はアメリカに到着するまで数か月かかる
多くの方は航空便だけでなく、低コストでたくさん運べる船便も利用されると思います。
が、注意点として、船便は到着までに数か月はかかります。
(船便の到着目安は、時期、引っ越し業者、引っ越し先によって異なります)
つまり、数か月間は船便にいれた家具・家電なしで生活しないといけないということです。
それを踏まえたうえで、もし早めに船便が出せるようならアメリカ生活スタートに合わせた発送時期の調整や、すぐになくても困らない家具を船便に入れる、などの工夫が必要です。
とはいえ、いるから送るんじゃ~!という矛盾があるんですよね…船便がつくまでは、仮暮らしのストレス半端ないです。
②リチウムイオン電池が入っているものは要注意
もし家電にリチウム電池が入っていると、安全上の理由から海外輸送が出来ないことがあります。
我が家の引っ越しのときでも、モニター付きの家電は、リチウム電池が使用されていないか引っ越し業者さんが丁寧に確認されていました。
船便・航空便・機内持ち込みなど、それぞれ規定が違うので、リチウム電池が使われているか否かは事前にチェックしておくことをオススメします。
我が家の持ちものでは、ノートPC、PS4などのゲーム機、モバイルバッテリーがリチウム電池使用だったので、機内持ち込みにしました。
機内持ち込み(もしくは預け入れ)できるものも、各航空会社によって違ったりするようなので、要チェックです!
③家電の対応電圧をチェック。発熱系家電やキッチン家電は変圧器を通すべし
日本の電圧は100Vに対し、アメリカの電圧は120Vです。
日本とアメリカは、コンセントの形はほぼ一緒なので、変換プラグはいりません。
日本の家電をそのままアメリカのコンセントに差して使用することは出来ますが、電圧が異なるので家電によっては故障や発火の原因になりえます。
また、キッチン周りのコンセントは電圧が200Vになっていることもあるようなので、それを踏まえた上で持っていく家電の対応電圧をチェックしておきましょう。
我が家はキッチン家電、発熱するもの、掃除機は変圧器を通しています。
寝具関連の持ち物についての感想まとめ
優先順位 | 感想 | |
ベッド | △ | ベッドの規格(サイズ) 違いに注意 |
マットレス | △ | アメリカで買える |
敷布団 | ✖ | ベッド生活なので使わない |
掛け布団 | 〇 | アメリカだと 日本式は手に入りにくい |
布団防水カバー | ✖ | アメリカで買える |
ベッドの規格(サイズ)の違いや、アメリカには日本のような掛け布団がないことなど注意が必要です。
日本のベッドだと、アメリカの寝具(布団とかシーツ)と合うか心配でしたが、アメリカのTwinが日本のシングルサイズとほぼ一緒(下記比較表参照)なので問題ありませんでした。
ベッドは大きいので、船便で発送する場合がほとんどだと思います。
船便は、到着までに数か月かかるので、その間の寝床は別途用意しなければいけません。
よって、どのみち日本に置き場がないので処分するくらいなら持ってくる、という場合にはいいと思いますが、渡米のためにわざわざ購入したり、無理に送る必要はないと思います。
ベッドは大型家具のため、本帰国前に手放す駐在員が多く、譲ってもらえたり中古で安く購入できたりするので要チェックです!
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