- まとまったお金をドルに換金したい
- アメリカにお金を送りたいけどオススメの方法は?
- Wiseが良いのは知ってるけど口座開設が良く分からない
アメリカで生活する上で必ず一度は行うのがドル送金。
アメリカ駐在中で、これまで1000万円以上円からドルへ海外送金してきた筆者がコスパ最強で使い勝手も良い送金サービス、Wise(ワイズ)について解説します。
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アメリカ生活立ち上げで準備すべきはドル現金でなく、Wise(ワイズ)の理由
結論から言うと、アメリカ生活で必要なもの、それはクレジットカード(デビットカード)と銀行口座です。
そしてその二つはWise(ワイズ)というサービスで準備できるので、アメリカでの生活が決まったらWise(ワイズ)のアカウントを作った方がいいです。
Wiseでできること | |
ドル現金 | ✖ |
クレカ(デビットカード) | 〇 |
銀行口座 | 〇 |
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なぜ現金への換金は不要で、Wiseが必要なのか、順に説明していきます。
ドル現金は大金ではいらない、必要なのはクレカ(orデビットカード)
一昔前まで、海外に行くといえば現金はマストでしたが今はキャッシュレスの時代。
アメリカで暮らして3年、現金が必要な場面にはほぼでくわしません。
今まで現金が活躍したのは、ホテルや空港の荷物運びをしてくれた方にチップを手渡したときや、
すごい田舎のアンティークショップでキャッシュオンリーと言われ現金で支払ったときくらい。
アメリカでは今お祭りの出店などでもクレカが使えるくらいクレジットカード利用が普及しています。
個人間のやりとりも、Venmoという便利なアプリが浸透しているので、それで5秒でお金のやりとりは完結します。
個人間の送金アプリVenmoについて詳しくはコチラ。
渡米後すぐには作れないクレカもWiseならすぐ手に入る
アメリカ生活で必須のクレジットカード(もしくはデビットカード)
アメリカはクレジットカード天国ですが、クレジットカード発行には、クレジットヒストリー(通称クレヒス)という、アメリカでの経済活動をベースにした信用スコアが必要なので、渡米後すぐには手に入りません。
Wiseに入っていれば、Wise口座に紐づいたデビットカードの発行ができるので、渡米前からアメリカで使えるカードが手に入ります。
デビットカードとは、使った金額がすぐに口座から引き落とされるカードのこと。
翌月末などに支払が繰り越されるクレジットカードに比べて、デビットカードは後払いでない分、カード発行のハードルが低いです。
Wiseのデビットカードについて詳しくはこちら。
ドル給与の受け取り口座の準備が必要
アメリカで働くのであればドル建て給与が発生するはず。
当然日本の口座では受け取れないのでアメリカでの銀行口座が必要です。
渡米後すぐに準備できればいいのですが先にSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を取ったり何かと手続きが大変。
Wise(ワイズ)に登録していれば、日本にいるときからドルが受け取れる口座を持つことも可能です。
Wiseってどんな会社?
Wise(旧TransferWise)は、2011年に設立されました。
もともとエストニアにいた創業者のタミール・ハルリ氏が、エストニアからイギリスへ海外送金するのに高い送金手数料が発生するのが不満で、より安く・透明性のある送金方法を提供しようと思ったことがWiseサービス開始のきっかけになったようです。
2018年には純利益が800万ドルに達し、2021年にはロンドン証券取引所に直接上場しどんどん事業を拡大させていっている会社です。
1600万人以上の人が利用しているクリーンなサービスです。
Wise(ワイズ)のすごいところ
Wise(ワイズ)は、国際送金や通貨交換を手軽に行えるサービスです。
Wiseの魅力は何とっても以下の5つ。
- コストが安い
- 為替レートが分かりやすい
- アプリが使いやすい
- 送金が早い
- 一つのアカウントで複数通貨を管理可能
低コスト: Wiseは中間マージンを削減し、透明な手数料を提供しています。銀行よりも遥かに安く国際送金が可能です。
リアルな為替レート: Wiseは市場の為替レートを使用しており、隠れた手数料がありません。
迅速な送金: 多くの送金が即時または数時間以内に処理されます。時間がかかる従来の方法と比較して、迅速な対応が可能です。
使いやすさ: 直感的なインターフェースを持つアプリやウェブサイトを通じて、誰でも簡単に送金や通貨交換が行えます。
多通貨アカウント: Wiseでは、複数の通貨を一つのアカウントで管理できるため、口座に入っている預金を円でもドルでも引き出したり入金したり出来ます。
Wiseの送金手数料が安い仕組み
Wiseの送金手数料が安い理由は、国境をまたいだ送金ではないから。
海外送金は通常、国境をまたいだ送金となるため、それぞれの国の銀行の手数料や国際送金手数料などが発生します。
手数料が複数発生するし、時間もかかる…
Wiseの仕組みは、送金をそれぞれの国でマッチングして、国際送金を発生させないこと。
日本にいるAさんがアメリカにいるBさんの口座にお金を送りたいとき、
Aさんは日本円で日本にあるWiseの日本口座へ支払います。
すると同額のドルがWiseのアメリカ口座からBさんのアメリカ口座へ支払われるという仕組みです。
レートは市場のレートと同じなので、透明性もあるし、実際にお金を国を超えて動かしているわけじゃないから着金も早いんです。
Wise(ワイズ)の登録方法
Wiseの登録方法について解説します。
登録はこちらのリンクから。
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ステップ1: サインアップ
まずはWise(ワイズ)の公式サイトにアクセスします。
- 「アカウントを作成」をクリック
- トップページの右上にあります。
- メールアドレスまたはGoogle/Appleアカウントで登録
- 利用したいメールアドレスorGoogle/Appleアカウントを入力し、「続ける」をクリック。
- 個人か法人かを選択する
- 個人名で送金したい場合は「個人」法人名義が良い場合は「法人」を選択します。
ステップ2: 電話番号認証
- SMSで認証番号をチェック
- 入力した電話番号にSMSで認証番号が届きます。
- 認証番号を入力
- 確認した認証番号をWiseに入力します。
ステップ3: 個人情報の入力
- 必要情報の入力
- フルネーム、生年月日、住所、電話番号などを入力。
- 身分証明書のアップロード
- 運転免許証やパスポートなどのIDをアップロード。
日本在住かアメリカ在住かで必要な身分証明書が違うので注意!
必要書類(情報) | 参照 | |
日本在住 | マイナンバー + マイナンバーカードor 運転免許証(日本)or パスポート(2020/2以前のもの) | 詳しくはこちら |
アメリカ在住 | SSN(社会保障番号) もしくは 運転免許証(日本)など | 詳しくはこちら |
ステップ5: Wiseアカウントの認証⇒完了
Wise(ワイズ)が入力した情報を確認し、認証されしだいアカウントの作成完了です!
Wise(ワイズ)がアカウントを認証するまで、数時間~数日かかる場合があります。
Wiseでの送金方法を10ステップで丁寧に解説【画像つき】
Wise(ワイズ)での送金方法について解説します。
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Wise(ワイズ)のアプリ(スマホ)で操作し、日本口座からドル口座(円⇒ドル)で送金してみたよ
「送金する」に移動→送金元の通貨を設定する
「ホーム」から「送金する」を選択します。
日本の口座から送金したい場合は、「銀行またはカード」を選択。
送金元の通貨を選択します(円から送金する場合はJPY)
送金したい金額(円)を入力する
ドルでいくら受け取れるか確認する
手数料引かれた後の受取額が表示されます。
受取人の情報を入力する
過去送金したことのある受取人は以下で選択可能
既存の受取人でない場合は、「受取人を追加する」をクリックすることで新規の受取人を追加できます。
取引理由を選択する
日本円からの送金の場合、取引理由を選択する必要があります。
送金内容を最終チェック
まだ実際に送金されたわけではないです!
利用規約を確認
下までスクロールして「同意します」を押します
入金方法を選択
入金方法は「銀行振込」を選択
Wiseの口座へ日本口座から振込実行
銀行振込を選択すると、Wise(ワイズ)の日本の口座情報が出ます。
指定された口座に自分の日本口座から「円」で振込実行します。
振込先は「送金したい口座(自分名義など)」ではなくて「Wise(ワイズ)」になっていますが大丈夫!詐欺じゃないです笑
Wise(ワイズ)は銀行などの中間業者を介さず、国際送金ができるのが特徴!
ユーザーはWise(ワイズ)の国内口座に振り込みをするのが手数料が安い秘訣なのです。
振込完了後、Wiseに知らせる
Wise(ワイズ)の国内口座への振り込み実行は各自の日本の口座から行います。
私は三菱UFJの口座を持っているので、三菱UFJの三菱UFJダイレクトで振込実行。
各銀行のインターフェイスによると思いますが、日本口座間の振り込みなのでそんなに手間なく完了できると思います。
送金したい金額分振込ができたら、Wiseのアプリで振込完了ボタンを押します。
振込が完了され次第、アメリカの口座へドルで着金します。
振込実行された日時にもよりますが(土日挟んでないかなど)、入金確認さえされればドル着金はすぐに(数時間~数日以内)に実行されるはず。
あとがき:Wiseアカウントを準備することは将来のマネーリテラシー向上にもつながる、と思う
Wise(ワイズ)は国際送金をするにあたって、現状コスパ最強の手段だと思います。
個人的にWise(ワイズ)を推す理由として、手数料が安いのももちろんですが、インターフェイス(使い勝手)が良いというのが大きいです。
お金関連って重要なのは理解できても、なかなか実行に至るまで重い腰を上げるのが大変なんですよね。
だって、ただでさえ「お金」っていう絶対失敗したくないものを扱うのに、ルールやら手数料やら色々面倒なんですもん!(私だけかな…)
その点、Wise(ワイズ)なら思い立ったらスマホをぽちぽちして資金を日本やアメリカに移動できるのって便利です。
この「思い立ったらぽちぽち~」って個人的にとても大事だと思っていまして。
資金を動かす最初の段階で躓かなければ適切なタイミングで資産運用を始める資金の用意ができるので、アメリカでの資産運用も取り組みやすくなる=結果マネーリテラシーも向上すると思っています。
アメリカの資産運用について気になった方はこの記事も読んでみてください。
☞アメリカ駐在中にお金を増やす3ステップ【MBA駐妻が解説】
この記事がどなたかのお役に立てることを願っています。
ではまたっ
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シャウエッセンのウインナーが食べたい
— からし🍢アメリカ駐在応援したい人 (@america_chuzai) October 6, 2024
シャウエッセンのウインナーが食べたい
シャウエッセンのウインナーが食べたい#なんでアメリカに上陸してないんだ
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