【アメリカ駐在員必読】渡米直後の手続きを時系列で解説 - アメリカ駐在が決まったら読むブログ
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【アメリカ駐在員必読】渡米直後の手続きを時系列で解説

アメリカ駐在員必読。渡米直後の手続を時系列で解説 準備・手続き

こんにちはっ

アメリカ駐在員のわさびです。

2022年当時の経験をベースに、渡米直後(1~3か月以内)にやるべきことについてやる順序に沿って紹介します。

渡米直後のアメリカ駐在員の方、申請・対応漏れがないか、チェックしてみてください。

I-9申請

  • 時期目安:就労前(遅くても就労初日)
  • 必要書類:雇用主(会社)からの申請のため、会社に確認
  • 参照URL:https://www.uscis.gov/i-9
  • 「VISA(入国許可証)」、「I-94(滞在許可証)」、「I-9(就労資格証明)」この3つがないとUSで働くことができない
  • 雇用主が被雇用者のアメリカでの就労が合法であることを政府に証明する必要がある(それがI-9申請)

I-94が更新されるたびに提出する必要がある

ネット・通信環境の手配(携帯電話・Wifi・VPNなど)

  • 時期目安:日本出発前~US到着後3日以内
  • 必要書類:アメリカ住所(登録・受取が出来ればOKなので仮住まいでも)
  • 携帯電話は駐在員本人の分は会社から支給されることが多い
  • もしスマホやWifiの貸与が会社からないのであればレンタルも検討
  • VPNはセキュリティ向上・QOL向上(日本の動画アクセス)のため早めに導入した方が無難(ホテル住まいでホテルのWifiを使うなら特に検討要)

各種申請でアメリカの電話番号はマストなので早めに取得しましょう。

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SSN申請

  • 社会保障庁のサイトから申請用紙をダウンロード、最寄りの社会保障庁で申請
  • SSNカード受け取りまでに2か月以上かかることがある
  • SSNがないと銀行手続き、クレカ申請など出来ないのでなる早で
配偶者のSSN発行
  • 配偶者のSSN発行には、英訳した婚姻証明書が必要(駐在員との関係証明)
  • 「婚姻証明書:戸籍謄本の全ページのコピー(発行から3か月以内)」、「パスポートの写し(夫婦お二方)」を日本国領事館に送付し英訳してもらう必要アリ
  • 英訳書類は領事館窓口まで取りにいく必要がある(場所によっては州またぎ)

住まい探し

  • 時期目安:住宅情報集めはUS到着前から可能
  • 必要書類:SSN、給与証明など(物件による)

住宅情報集め→内見の予約→仮契約書の入手→契約書のチェック依頼→最終契約→契約後の手続き(公共サービスなど)→会社への書類提出+家財保険手続きが大まかな流れ

物件の探し方についてはこちらで詳しくまとめてあります↓

物件によっては、内見の予約にSSNが必要だったり、契約時に給与証明書が必要で、給与が低いと契約できない物件もあるので注意

移民局(USCIS)への住所登録(AR-11)

「会社手配の暫定宿舎時」「自宅に住所が変更になった時」「家族が赴任したタイミング」でそれぞれ行います

銀行手続き

  • 時期目安:SSN受取次第(1~3か月かかる)
  • 必要書類:SSN、アメリカ居住を証明するもの
  • 必要書類は給与受取、クレカ発行などアメリカで生活する上でマスト
  • 会社側から銀行の指定がなければChase銀行がオススメ(大きくサポートが手厚い)
  • Wiseであれば米国への渡航前に現地の口座情報が手に入り、渡航後すぐに資金の受け取りが可能(銀行口座代わりに使える)

Wiseは海外送金をする上でも大幅に(80%以上)送金手数料をおさえられるので駐在員はマストなサービスです↓

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必要書類は銀行によって違うので各銀行に確認が必要

クレジットカード申請

  • 時期目安:銀行口座開設以降
  • 必要書類:SSN、銀行口座情報、アメリカの住所

アメリカに着いたらいち早くアメリカのクレカを持った方がいいです。

理由は以下のとおり。

  • アメリカはクレカでの支払いがほとんど
  • アメリカのクレカは非常にポイ活がオトク
  • ポイント還元が高いクレカに移行するにもいち早くクレカを持った方がいい

JALやANAカードを日本で契約する方法もありますが、ポイント還元率がいいカードではないので、渡米後すぐ作るカードとして「Discover Card(ディスカバーカード)」をオススメします。

渡米直後でも審査が通りやすく、すぐにクレヒスを貯め始めることができます。

アメリカにはクレジットヒストリー(クレヒス)という概念がある。

運転免許証申請

  • 時期目安:住居が決まり、公共料金の請求があり次第
  • 必要書類:パスポート、I-94、国際免許証と日本の免許証、勤務証明書 or 扶養証明書、I-20(21歳以上の学生のみ)、SSN(原紙)
  • 州によってはは居住開始から30日以内に免許証を取得する必要があるなど時間制約あり
  • 現住所を証明できる書類1通(公共料金の請求書か銀行、クレカの明細)が必要
  • 事前予約は必要なくBMV(Bureau of Motor Vehicles)にて、申請手続きを行う

州の運転免許が取得できるまでは国際運転免許証での運転になるかと思いますが国際運転免許証はパスポートと一緒に持ち歩かないといけない点注意です。

車の購入

  • 時期目安:運転免許所入手後
  • 必要書類:州の運転免許証、住所など
  • 会社によっては駐在員の車は貸与されることも
  • 車の手配には時間がかかるので、帯同家族分の車は逆算して準備する(車がないと住めないエリアの場合は特に)

家族用の車は、コンパクトカーよりSUVなど大きい車の方がオススメです。(ロングトリップ時に快適に旅ができる、荷物がたくさん手に入る、万一の事故時のリスク軽減のため)

医療保険申請

  • 時期目安:会社と相談
  • 必要書類:会社によるので会社に確認
  • アメリカは高額な医療費がかかるのでなるべく早く医療保険に加入する
  • 保険手続きと並行していざというときどの病院にかかるか(かかりつけ医・最寄りのERなど)確認しておくと安心

歯科・眼科はたとえアメリカの医療保険に加入していても高額な自己負担が発生する可能性があるので注意してください

領事館への在留届提出

  • 住所を定めて海外に3か月以上滞在する場合は、住居が決まり次第在留届を提出する義務がある
  • オンラインで提出可能
  • 提出しなくても罰則はないが、有事の際の安否確認などがなくなる

おわりに

渡米直後は慣れない海外生活や業務の引継ぎなどであわただしい毎日かと思います。

この記事がそんな多忙なみなさんの一助になることを願って。

ではまたっ

この記事を書いた人

▶地方のメーカー会社に勤めるエンジニア。グローバルと無縁の研究開発に10年間携わるも突然アメリカ駐在の内示▶TOEIC500点台なのに7人のアメリカ人部下のマネジメントを任されることになる▶キャリア志向の妻と3人の子持ち。最近は長女(4歳)の英語力に負けるんじゃないかと危機感を覚えている

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