- アメリカの美容院ってどんな感じなの?
- アメリカに長期で住む予定だけど髪型はどうすればいい?
- アメリカで日本人にオススメの美容師ってどう探せばいい?
海外に住むにあたって、きっと日本人の誰もがぶち当たる問題、髪のメンテナンスどうしよう問題。
アメリカで美容院難民になっている日本人に向け、文化のギャップを踏まえた上でどうやって対策をすべきか特集します!
これから海外に行く人、今まさにどうしようか悩んでいる人の参考になったら幸いです!
日本とアメリカの美容院の主な違い
日本とアメリカの美容院の違いを調べました!
それぞれの項目をみてみましょう。
サービス内容の違い
あくまで一般論になりますが、日本の美容院はカウンセリングが丁寧で、初めにしっかりとどんな髪型にしたいのかしっかりヒアリングしてくれます。
たいしてアメリカの美容院は、これまで数回利用したかんじ、かなりシンプルな印象。
持参した写真をちらっとみて”Ok~♪(じょきじょき)”といった感じで、シャンプーもなくいきなり切り始めるところもありました(もちろんシャンプーを別途頼めばやってくれるんだと思いますが)
日本だとマッサージやシャンプ―は大体ついてるけど、アメリカだとないことも多いんだね
アメリカで通ったサロンはカウンセリングも工程もとてもシンプルだったよ!
価格とチップ文化の違い
アメリカと日本のヘアカットの価格はざっくり以下のとおり。
<アメリカのカット代平均価格>
女性 | 男性 | |
日本 | 7,482円 | 4,658円 |
アメリカ | $45-70 | $30-40 |
エリアや美容院のランクによっても大きく変わるため、一概には比較できませんが、円安であることを考慮してもアメリカの方が割高ですね。
そしてアメリカはチップ文化、カット代に加え、15~25%程度のチップがかかります。
各チップ代の目安は以下の通り。
元の値段 | 15%のチップ | 20%のチップ | 25%のチップ |
$40 | $6 | $8 | $10 |
$50 | $7.5 | $10 | $12.5 |
$60 | $9 | $12 | $15 |
$70 | $10.5 | $14 | $17.5 |
アメリカはチップ代がかかることも考えるとやっぱり散髪費用は高くつくね
美容師のスキルと仕上がりの違い
個人の体験の範囲ですが、以下のような違いがあるように感じました。
日本:
- カウンセリングや仕上がりに時間をかけてくれる
- トリートメントやマッサージなどの追加メニューが豊富
アメリカ:
- カジュアルでフレンドリーな接客が多い
- 仕上がりはシンプル。所要時間も短め
アメリカで実際に何度か切ってもらったことがあるけど全体的にクオリティは日本の方が上かなあ…
アジア人の髪質に慣れているかどうかが日本人にとっての良し悪しの判断ポイントかもね
アメリカで美容院を利用する際の注意点と対策3選
アメリカで実際に美容院を利用する際は、日本の美容院とは流れや流行りのスタイルが違うことを理解した上で以下の工夫をするとイメージに近い仕上がりになりやすいです。
対策1:なりたい髪型の画像を持参する
「百聞は一見にしかず!」
自分がなりたいスタイルの画像を持っていって伝えましょう。
一人のモデルさんの画像だけでなく複数あると、アメリカの美容師さんもなりたいヘアスタイルの共通点が伝わりやすいと思います。
対策2:通訳アプリを入れておく
通訳アプリも入れておき、現地で美容師さんとの会話に困ったらガシガシ活用しましょう!
コミュニケーションが十分取れればきっと自分の理想に近づいていくはず!
写真を持っていっても一瞬しか見てくれなかったこともあるので、具体的な拘りポイントを英語で伝えてみましょう。
対策3:使える英語フレーズを覚えておく
美容院での具体的なイメージを想像して、いざというとき使える英語フレーズをいくつか覚えていきましょう。
アメリカの美容院で使える英語フレーズをピックアップしました。
覚えやすいようになるべくシンプルな言い回しを選んでみたよ
<英語フレーズ>カットをお願いしたいとき
“A haircut, please.”
- 意味: 「カットをお願いしたいのですが」
- ヘアカットをお願いする基本的なフレーズです。
<英語フレーズ>髪の長さを調整したいとき
“Can you make it shorter/longer?”
- 意味: 「もう少し短く/長くできますか?」
- 髪の長さを調整してもらいたいときに使います。
<英語フレーズ>毛先を整えてほしいとき
“I want a trim, just a little off the ends.”
- 意味: 「ちょっとだけ毛先を整えてほしい」
- 髪の長さはあまり変えたくないけれど、整えたいときに使います。
<英語フレーズ>レイヤーを入れてほしいとき
“Could you add some layers?”
- 意味: 「レイヤー(段階的なカット)を入れてもらえますか?」
- 髪にレイヤーを入れて、動きやボリュームを加えたいときに使います。
手入れが簡単な髪型にしたいとき
“I want something low-maintenance.”
- 意味: 「手入れが簡単なスタイルがいい」
- 毎日の手入れをあまり必要としない髪型を希望する場合に使います。
アメリカにホットペッパービューティーってあるの?自分に合った美容院を探す方法
残念ながらアメリカに日本の美容院検索プラットフォーム、ホットペッパービューティーはありません。
ホットペッパービューティーとはだいぶ使い勝手が違いますが、アメリカでの美容院検索&口コミ検索はYelpが大手で情報が見つかりやすいです。
アメリカで自分にあった美容院を探すポイントは以下の3つ・
- インスタグラムなどSNSで情報収集
- Google Mapで最寄りの(アジア系)美容院を検索
- レビューサイト(Yelp、Google Reviews)や口コミの活用。
インスタなどでアメリカで活躍している日本人美容師をチェックするのもオススメ。
日本人美容師が多い大都市限定だけどね…TT
オハイオ州のうちの近所では残念ながら見かけたことはないね
インスタなどでなければGoogle Mapで検索がオススメ。
”Japan Style hair cut”はあまりないけれど”Korean style”だとあるかも
K-Popがアメリカでも流行ってるからかな?
Google Mapの口コミレビューは必ずチェックするようにしましょう。
Yelpというサイトの方が口コミがより多く詳細なことも多いのでこちらも忘れずチェック。
“Best hair salon near ●●”といった住んでいる町のヘアサロンランキングなど特集してたりもしますよ。
あとは周りの日本人などからリアルな口コミを聞くのも確実。
実際に切ってもらった感想や仕上がりを見ればよりリアルにイメージが出来そう。
さいごに:アメリカで髪型へ悩む同志の方へ
アメリカに住んでいると、水質や気候の違いから髪もボサつきがちだし、日本人慣れした美容院にはなかなか通えないし、髪型の悩みは尽きないですよね。
私も伸び放題になっていく鏡の中の自分の頭を見ては溜息をつく日々でした。
この記事に辿り着いた方は多かれ少なかれそんな状態を打破されたい思いがあるんだと思うので、アメリカの美容院を挑戦するにしよ、セルフカットするにしろ、今の自分を前向きに捉えられる機会の後押しが出来たなら幸いです。
もしアメリカの美容院に挑戦する場合は、アメリカの文化に触れる貴重な機会としてぜひ日本との違いを楽しんでみてくださいね!
ではまたっ
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