こんにちは!
アメリカ駐在帯同中のからしです。
我が家には2歳の娘がいますが、現在アメリカの保育園に通っています。
実は現在通っている保育園は2園目。1つ目の保育園は3か月で退園することとなりました。
今回はその体験談と、そこから得たアメリカの保育園の見極めポイントについてまとめます。
せっかく入ったデイケアを転園して学んだデイケアを見るポイントについて解説していきます!
アメリカでの乳幼児の預け先の種類(デイケアとプリスクールの違いって何?)が知りたい、どうやって見学する園を選ぶの?という疑問はこちらの記事で解決できます。
園への電話での申し込みや見学時の英会話に自信がない!どういうことを確認すればいい?という疑問の回答はこちらに詳しく記載しています。
たった3ヶ月で保育園(デイケア)を退園して転園するハメになりました
2022年4月、2歳の娘と一緒に渡米し、平日はワンオペ育児をしていましたが、閉鎖的な毎日にメンタルをやられ、すぐにアメリカでの保育園探しを開始しました。
ありがたいことに、期中にもかかわらず空いていた良さそうな保育園(デイケア)と巡り合え、それなりに行きぐずりや風邪をもらったりと保育園の洗礼を浴びつつも娘も私も保育園にだいぶ馴染んできた3か月目…
あれほど熱心に探した保育園を転園し、もう一度保活をすることになりました。
保育園を転園することした3つの理由
転園の決断に至った理由は、いろんな出来事が重なり、違和感がどんどん大きくなったからです。
最初に選んだデイケアに通い始めて数か月、なんだかおかしい…
感じた違和感は日によって大きくなったり小さくなったりするけれど、完全に消えることはなく…
最終的には転園という形になりました。
理由①オーナー、なんか感じが悪い
通っていたデイケア、分校だったので、普段は本校にいっているのかオーナーは見かけないのですが、たまに受付にいたりしました。
見かけたときは、挨拶を交わしていましたが、なんだか感じがあんまりよろしくない…
笑顔が少なく、世間話もあんまり振ってこない…。アメリカの方って過剰なくらいに笑顔で挨拶してくる人が多いので、めずらしいタイプの人だなあと思っていました。
また、あるときは、たまたまオーナーが騒いでいる子どもたちへ注意する場面を見かけたのですが、その𠮟り方が笑顔もなくけっこうキツイ…
うーん、デイケアなのに子どもに向いてない人だなあともやもやしていました。
理由②担任の先生が辞めてしまう…
ある日突然、担当の先生が辞めてしまいました…
いや、もとから辞めるのは決まっていたのかもしれませんが、辞めるという事前通知もなく、最後の挨拶もできず先生が変わってしまい、私も娘も戸惑いました。
幸い、サブで入ってくれていた先生がしばらくは担当になるということだったので、娘もぐずることもなく通ってくれたのですが、うーん、人の入れ替わりが激しいアメリカ、そんなもんなのか…?
それにしても少し前に連絡くらいしてくれればいいのにな、と若干心のひっかかりが消えなかったある日…
理由③ある日突然デイケアが閉園に!
ある木曜日、園からメールが届き、「突然ですが、来週頭から2週間休園します」との連絡が。
どうやら人員が足りておらず、先生の休憩が十分に確保できないため、休園してその間新しい先生をリクルートする、とのこと。
リクルート次第では、その後も休園になる可能性があるという内容でした。
分校だったので、提携校にその間転園も可能、とのことでしたが、デイケアなので仕事の都合で預けている家庭がほとんどなのに、週の後半に木曜に来週から休園案内っって。。
もう少し前倒しで通知できなかったのかな、と不信感マックス。
さらには、そのとき私はちょうど出産予定日の2週間前、特に産後1か月は上の子にはデイケアに通ってほしかったので、すぐに転園のため、また保活(デイケア探し)をはじめました…
アメリカの保活失敗から学んだ反省点5選
残念ながらアメリカの最初の保活は失敗してしまいました。
振り返ってみると、前回のデイケア探しの軸は色々とずれていたなあと反省。
前回は、自宅からのアクセス、費用、先生の雰囲気を重視していました
なぜ失敗してしまったのか、後から振り返ってみて、次の点が反省点だなあと思います。
反省点①:アクセス⇒車社会ということを忘れずに
初回の保活で一番気にしていたのは保育園への家からのアクセスでしした。
今考えるとしょっぱなからとんちんかんな軸で保育園を探していたなあと思います笑
当時ペーパードライバーで渡米して、運転がとにかくおっかなびっくりだったので、なるべく徒歩でベビーカー押して通わせられたらなあなんて考えてました。
もしかしたらアメリカでも大都市だとそういった環境もあるのかもしれませんが、私の住んでいたところは田舎、徒歩圏内の園なんてそうそうありませんでした…
もちろん車だとしてもなるべく近い方がいいに越したことはありませんが、ぶっちゃけ車で5分も10分も大して変わらないので、ある程度のエリア内であれば、アクセスの良さよりも他の部分を軸にした方が理想の園に辿り着きやすかったよなあと思います。
反省点②:コスト⇒安かろう悪かろうに注意
日本と違い、政府や自治体からの保育園補助がないアメリカ。保育料がほんとーうに高いんです。
週2で通っても月700ドルとかざら。
2人通わせるとなると、それだけでもう家計が破綻する勢いです…
渡米してすぐ、そんな保育料の高さに気絶しそうになり、家計の打撃を減らすべく、なるべく安い園がないものかと奔走しました…
でもよく考えたら、デイケアも商売である以上、安い=それだけ何かコストカットをしてビジネスを成り立たせなければいけないんです。
つまり、ごく当たり前の話なんですが、安いということは受けられるサービスの質が落ちるということ…この意味を分かってるつもりでいて、全然分かっていなかったと、痛感しました。
反省点③:先生の雰囲気⇒でもすぐいなくなるかも
最初の保活、園見学する上で見ていたのは、先生の雰囲気です。
やっぱり先生と子どもの相性ってあると思うし、重要なポイントだとは思うのですが、人員の入れ替わりについて考慮しきれていませんでした。
アメリカは日本より転職のハードルが低く、割と頻繁なスパンで人が入れ替わります。
特定の先生が良いと思っていても、オーナーや役職のついていない先生だと特に、いずれいなくなってしまう可能性もあります。
アメリカの保育士さん、割とすぐやめちゃう問題
一つ目の園も数か月で担任の先生が辞めてしまいましたし、今通っている園も年間通して数人入れ替わりがあります。
先生も人であり、生活があり、いろんな事情(引っ越し、家庭の事情、よりいい条件が見つかった、など)で結構あっさり転職してしまいます。
よって、せっかく相性がいいと思っていても、ずっと担当してくれるとは限らないのです。
なので、先生よりも見るべきなのは運営の健全さ(スタッフは十分足りてそうか、オーナーの人柄やマメさ)だと思います。
反省点④園の先生単体ではなく園の運営体制を見る
繰り返しになりますが、どんなに大好きな先生がいようとその先生がずっといてくれる保証はありません。
それよりも園の体制がきちんとしていて、質のいい人材(先生)が長くいてくれる環境かどうかの見極めの方が大事です。
それを踏まえ、個人的に以下の点は要チェックだと思います。
まず、園の運営体制をみること。
そして、なるべく口コミを検索して、特に悪い評価がないかをチェックすることです。
それぞれ詳しく説明します。
チェックポイント①どれくらいの先生がいるのか・先生間の雰囲気は(不在のとき滞りなく運営できそうなのか)
先生の急な休みなどのバックアップ体制について聞いてみましょう。
先生間の雰囲気については、なかなか見学だけでの見極めが難しいところですが、すれ違いざまの挨拶の明るさや、笑顔の多さ、楽しそうにスタッフ間でコミュニケーションをしているかに注目してみましょう。
チェックポイント②連絡・返信がマメでしっかりしているか
オーナーやDirector(責任者)の方とのやりとりがちゃんとしているか、スムーズに返信がくるかも要チェックです。
とはいえ、アメリカ人の方、結構メールの返信が遅かったりなかったりなんてこともあるのですが、、、笑
でも見学の申し込みや入園の問い合わせなんて、まさに園のセールスをする場面なのに、返信時期や内容にひっかかりがあるのは危険なサインだと思います。
トラブルがあった際、やりとりをする人の応対が信用できないのは怖いですよね…
反省点⑤保活の際には、口コミのチェックを忘れずに
一番いいのは、やはり生の声。
知り合いや自分のコミュニティで実際に通っている人から聞くのがベストなんですが、ネットでも、口コミがついている可能性が高いので、要チェックです。
Google MapやYelp,facebookなど、施設の口コミがあったらくまなくチェックしておきましょう。
実際、1つ目の園について、口コミをチェックしてみると、数件オーナーの態度について低評価のコメントがありました。
保育園の口コミはどうやって探す?
私がやった口コミ検索は以下の通りです。
一番口コミ件数が見込まれるのはやはりGoogle Mapだと思います。
低評価をつけている人がいたら、どういう理由で低評価なのかしっかり確認するようにしましょう。
逆に、高評価の口コミが多くても、その口コミをしている方の総口コミ件数が1件など少ない場合、サクラや関係者の可能性も高いと感じ、あまり過信しないようにしています。
<参考>おすすめデイケア検索エンジン
2回目の保活の結果は
デイケアに入って3か月でまさかの2回目の保活をすることに!
幸い最初の保活のときに目星はつけていたものの、アクセス面で見学まで至らなかった(車で20分程度のところで当時は遠すぎるかな…と最初から候補から外していた)場所に連絡してみると、まさかの空いている、とのこと!
コストも行っていたところと比べるとやや高くなってしまいますが、全然許容範囲(というか1つめの園の価格設定が安すぎていた気も。。。)
リーズナブルなのに空いている、という状況にやや警戒しつつも見学し、結果園の設備も人材も十分充実していたのですぐに転園を決めました。
その園は、教会主体のNPO(非営利団体)が運営しており、保育料がリーズナブルという点にも納得がいったのも決め手の一つでした。
私の中で、「教会主体のNPOが運営している」というのは大きな決め手でした。教会が主体であれば、リーズナブルでも一定の先生の質が確保されるだろうと想定できました。
あとがき
結果として、2回目の保活でいい園に巡り合え、その後生まれた次女も合わせて2人で仲良く通ってくれています。
これも縁だなあと感じつつも、渡米間もないころに保活を何度もやるストレスはできれば避けたいもの。
一言でいうと、教訓は、先生単体ではなく全体の園の雰囲気、運営をみるべし!
私の体験がどなたかのお役にたてたなら幸いです。
ではまたっ
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